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2017-11-03

表参道の人気カフェ「NUMBER A」ができるまで。
人々の感性が交差する、内装のポイントとは?

SAHRE on


「NUMBER A」
志賀 竜斗(シガ リュウト)

駅のB2出口を出て青山通りを渋谷方面に少し歩いていくと、人々が横道に吸い込まれていく。その先には老舗ブランドのフラッグショップや高級ヘアサロン、デザインスタジオ等がひしめき合っている。そんな特別なエリアに集まる人々にとって、ことさら特別な場所がある。ハイセンスだけど気取らない、それでいて五感がくすぐられるお店。今回、取材させて頂いたNUMBER Aは、まさにそんな場所だ。の志賀竜斗氏がつくったこのお店を、氏の半生と共にご紹介する。

コンプレックスが生んだ表現の多様性

志賀竜斗氏のキャリアを一言で説明するのは難しいが、一貫して「ものづくり」に対して真摯に、そして独自の視点で向き合ってきた。それは時に社会との摩擦を生み、波乱万丈な人生を歩むことになるが、摩擦が起きた分、同氏のつくり出したモノの熱量は大きい。
美大のプロダクトデザイン学科を卒業した後、某インテリアメーカーで修行を積んだ。そこで外国人とコミュニケーションが上手くとれない自分に危機感を覚え、メーカーを辞めへ遊学。ではクラブイベントのフライヤーデザインに感銘を受け、写真のコラージュ作品等を制作して暮らした。帰国後はアートの立ち上げに携わり、その後での作品が認められ、グラフィックデザイン事務所に入社。ほどなく上司と意見が対立し、事務所をクビになり、そこから半年ほど無職で過ごす。
「仕事もお金もなくなり、自分がやってきたこと、これからやりたいことと、それに必要なこと、に向き合いました。何も極められていないことがずっとコンプレックスですが、自分なりに学んできたことを活かす会社なり店なり何かしらの場所をつくりたいと思いました。」
その後、独立を見据えデザインや食をコンテンツに様々な事業を展開する企業で、自分に足りない経営のノウハウを習得するために働くことになる。


調和がとれた店内はとても心地よい空間

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