2018-02-16
元パティシエの織り成す、日本一美しい梨園。すべての可能性を調理する農業男子の、芸術的発想に迫る!
【日本一美しい梨園】と言っても過言ではないだろう。
タテ・ヨコ・ナナメ、どこから眺めても完璧である。
「この梨園はケーキ屋さんのショーケースと同じ。ケーキって一つ一つ手作りだけど、どれも同じように美しく芸術的に作られていますよね。そのイメージをこの梨園で表現したかったんです。」
そう話しながら颯爽と現れた、パティシエ姿の農業男子。
「パティシエだったのはもう何年も前のことなので、コスプレみたいになってませんか?(笑)」
照れくさそうに笑う姿に、早くも萌え。(*∩´∀`)∩
元パティシエの農業男子・實川勝之さん。
その美意識の高さ、発想の源流はどこにあるのか。
話を聞いた。
出荷するほど赤字になる・・こんな農業は、嫌だ
専門学校を卒業し、県内のケーキ店へ就職。
「職人に憧れていたんです。腕一本でのし上がれる世界への憧れがあって。」
パティシエとしてケーキ店に勤めていた實川さんが実家に戻ったのは21歳の時。
父親のケガがきっかけだった。
「落ち着いたらケーキ屋さんに戻ろうと思っていたんですけど、農業面白いなって改めて感じて。ゼロからモノを生み出す過程ってとてもやりごたえがあるんです。」
実家に戻ったその年、實川さんは驚くべき光景を目にする。
<記事提供>FARM PARK PROJECT
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