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2018-01-23

40年変わらないインテリア。
大岡山のレトロな“純”喫茶店「伊藤珈琲店」

SAHRE on



大岡山
伊藤珈琲店

東急目黒線と大井町線が交差する大岡山駅。駅前には東工大のキャンパスと商店街があり、学生街らしい親しみやすさが特徴。とはいえ、自由ヶ丘近隣ならではの落ち着いた雰囲気も漂わせる、なんとも不思議なエリアだ。その規模は決して大きくはないが、日常生活の中に何気ない贅沢を見つけられるようなお店が点在している。この大岡山という町で、老若男女に愛されてきた純喫茶「伊藤珈琲店」の40年の軌跡と魅力について話を聞いてきた。

――まず伊藤さんが伊藤珈琲店をオープンするまでの経緯を教えていただけますか?

喫茶店を開くことは20歳の頃からの夢で、よく1人で喫茶店に行っては珈琲の煎れ方を見て勉強していました。ここのお店はそれまで就いていた服飾関係の仕事を辞めて、34歳の誕生日にオープンしました。当時お金がないながらもお店を作れたのは若さ故だったと思っています。今の歳ではそんなこと絶対にしません(笑)。若さって本当に素晴らしいことですよ。

――若気の至りから始まったお店を40年間営まれているということがまた素晴らしいですね。お店の空間で特にこだわっている点を聞かせてください

内装は約40年間ほとんど変わってないですね。大工さんと父と色々考えながら作ったのですが、お店は決して広くはないから空間をうまく活用できるように作ってもらいました。大工さんが京都の方だったので、隠し戸や間取りはその考え方が反映されています。壁や柱はすべて「米松」でできていて、やっぱりワインレッドの色が落ち着きますよね。たまにお子さんが来ると寝ちゃうんですよ。それに今も木は生きていて、たまに松ヤニを出したり音を立てたりするんです。いい木はいい気を発すると言うけど、公園や自然の中にいるような穏やかな気持ちになれるのかもしれませんね。

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