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2017-06-21

畳のある空間で暮らす

SAHRE on


お子さんのいる家庭には寝心地のより畳スペースが人気

夏は涼しく、冬はあったかい。
古くから日本で愛用される畳の魅力とは。

日本文化の座生活を支える畳

湿度が高く、気温の変化が多い日本の風土。その住空間に欠かせない床材として畳は平安時代から約1000年もの間、日本人の暮らしのなかに存在してきました。西洋式の住環境が輸入されフローリングが普及した現代では素材や色の種類も広がり、和室という独立した空間だけでなくリビングに隣接した畳コーナーなどさまざまな形で住まいに取り入れられています。畳の魅力のひとつは、何と言ってもその弾力性。イグサの柔らかさは寝転ぶと気持ち良く、正座をするにも最適です。毎日の食卓がテーブルではなく、日本古来のちゃぶ台に座布団という座生活を選ぶ家庭には畳が何よりフィットする床材でしょう。食事をしたあとゴロ寝でくつろぐもよし、冬はコタツを置くのもよし。乳幼児のいる家庭は特にフカフカした畳は過ごしやすく、お昼寝にもぴったりです。またイグサの香りはリラックス効果も高く、触感、香りともに居心地の良い空間がつくれます。


落ち着きのある畳の自然色が、客間として、くつろぎスペースとしても最適

畳のある家づくりは、その用途を明確に。

新築やリフォームで間取りを考える際、どんなポイントで畳空間を検討すると良いのでしょうか。まず畳を住まいに取り入れる理由としてよく挙げられるのは、客間としての利用です。仏間、床の間、押入れのある和室をつくることで親戚や友人が泊まる場所、また来客用の応接の間として使えます。そうした和室を使う頻度が少なく、それよりもリビングでのくつろぎ空間として利用したいということならば、リビング脇の畳コーナーでも良いでしょう。四帖ほどの空間があれば、お昼寝にも、洗濯をたたむ家事スペースとしても、たまの来客時の寝床としても利用の幅が広がります。また、伝統文化の生花やお茶、三味線や琴など趣味として畳が必要不可欠という場合もあるでしょう。間取りを検討する際に畳の部屋を何に使うかを明確にしておくと、動線の良い住まいの設計ができるでしょう。和風の家具だけでなく、北欧家具やデザイン性の高いインテリアとも相性のよい畳スペース。住まいの魅力をぐんと広げる可能性に今一度着目してみませんか。


琉球風畳でスッキリとした和空間も演出できる


畳があるだけで静謐な雰囲気を醸し出せる不思議

Photogragh:安江怜史

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