kohen37
2017-01-06

家具リペアの匠に挑戦!後編
驚きの補修結果に編集部騒然…

SAHRE on

家具を長年使い続ける中で、どんなに大切に使っていても、傷やシミ、日焼けなどの劣化はつきものです。

家具を少しでも長くよい状態で愛用してもらうため、傷の補修や、剥がれた塗装の塗り直し、椅子やソファーの張替えなど、専門の技術者が修理・修繕を行っています。

しかし、一体どれほど、その技術が高いのでしょうか?

どれだけ彼らの技術がすごいのか、「IDC工房」の家具リペアの匠に編集部が対決を挑んだ後編です。

続きを読む


絶対に負けられない闘いがここにある!

家具補修工程3:色を塗っていきましょう

前回、見事なヤスリがけを見せてくれた匠。

ヤスリがけが終わったら、次はいよいよ塗装です。
木材用の塗料を使い、元の色と合わせていきます。

色の具合を確認するために、同じタイプの木材に試し塗りをします。色の調合が終わったら、これを全体に塗っていきます。

一方2人は、いまだヤスリがけに手間取っている状態。
塗りすぎたパテを削るのに時間がかかってしまっているよう。

仕方ないので、ここで必殺技を投入します。

電動ヤスリ!!!
これで一気に削っていきます。

一方プロは、塗装の第一段階が終わっていました。


こちらは左側部。

もはや修繕した椅子とは分かりません。

ここで、一度塗料を安定させるために「サンディングシーラー」を塗布していきます。
これを塗布することで、木材への塗料の浸透を抑えられ、仕上がりが綺麗になるそう。

塗装の工程では、塗料とサンディングシーラーを交互に塗って、綺麗に仕上げていきます。


電動ヤスリで時間を縮めた2人も、いよいよ塗装工程へ。


匂いを嗅ぐと……
「うわっ!すごい匂い(笑)」

木工用の塗料は、匂いがとても強烈です。ヤスリがけの時と同様に、マスクを着けて作業を行います。


ふと隣を見て、匠の技術を目の当たりにし、呆然とする2人。

「私たちだって、色さえ塗れば同じはず!」


ぺたぺた…


あれ……(笑)


「先生〜〜助けてください(涙)」

早くも泣きが入る2人。

調合した色が濃すぎたようなので、薄め液で色を薄くし、全体になじませていきます。


ううむ(笑)

遠目で見ても、補修部分がまるわかりな状態……。

ここで2人はやや濃い色を使い、強制的に全体の色を揃える手段に出ます。

一方プロは、時間短縮のためにドライヤーで全体を乾かし、

さらに上から色を塗って微調整を行っていきます。

全体の色が安定してきたら、スプレータイプの塗料を使って、自然な風合いに仕上げていきます。(飛び散らないように、丁寧に新聞紙を当てる匠。)

2人も匠に追いつけと、スプレーで全体の色を整えていきます。

家具補修工程4:木目を描いて、より自然に!

そしてさらなる匠の凄さを目の当たりにするのが、次の工程です。

全体的な色は揃いましたが、パテで埋めた部分は木の特徴である「木目」がありません。
そこで、細い筆を使い、補修部分に自然な木目を描いていくのです。


木目を描くと、補修部分が全く分からなくなってしまいました。

もちろん編集部の2人も木目描きに挑戦です。
木目の色を調合して、描いていきます。

「美術は得意だったんですから!」


あれ…


あれあれ……(笑)


匠は最終の仕上げをして完成。

「わたしたちも完成しましたー!」


「液だれしているけど(笑)」

ということで、家具の補修対決はこれにて終了!

家具の補修対決、結果はいかに?!


完成した2つの椅子。左が匠、右が編集部の2人が挑戦したものです。

それでは、まず編集部2人の仕上がりから見てみましょう。

遠目に見ても「あ、あそこだな」と補修箇所が分かりますね。


右側部。

木目描きにもチャレンジしましたが、パテの部分の色付けに大失敗。


こちらは左側。

明らかに補修したのがまるわかりです。

そして一方、匠の仕上がりはというと……

全体でみると、そもそも傷があった場所が全くわかりません。


こちらが左側。

木目も見事に再現しています。

ズームで寄ってみても、補修したと言わなければ分からないでしょう。

そして右側にいたっては、カメラマンが「どこが補修した場所ですか?」と確認するほど。


寄ってみても、全くわかりません。

これぞ匠の仕事!

本来は、全体を削り、さらに細かい傷も補修して、時間をかけて仕上げていくそうです。しかし、約2時間でもこの仕上がりは、匠の技術力があってこそ。

「ただ販売するだけでなく、1つの家具を長く愛用してもらいたい」。
家具に対する深い愛情から、日々技術の向上を図っているのが、株式会社大塚家具。

匠の技術力の高さと、家具への愛情の深さに、編集部2人は完敗です!

PHOTO GALLERY

SAHRE on

KEYWORDS

RELATED ARTICLE

zenpen1
溶接女子になってきた!中目黒の溶接ワークショップ「Fe★NEEDS(フェニーズ)」体験レポート
十勝が育んだ熱血農業紳士!その情熱、もはや真夏の太陽級!日本の農業界のエースを直撃!
縁もゆかりもない土地で新規就農!農業にすべてを注ぎ込む農業男子が登場!
漁船に乗るか、諦めるか?!農業が人生を変えた、新規就農の農業男子が登場!
元パティシエの織り成す、日本一美しい梨園。すべての可能性を調理する農業男子の、芸術的発想に迫る!

RANKING

FEATURE

FOLLOW US最新情報をお届け!

RECOMMEND

yukazai0211_2

床材はどうやって選ぶ?―リノベーションに関する小さなギモン―