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2018-02-27

あえて個室はつくらない!スタジオタイプのリノベーションの魅力とは?

SAHRE on

米澤さん夫妻

あえて個室を作らない1LDK、通称スタジオタイプと呼ばれる間取りにリノベーションしたマンションに住む米澤さん夫妻。玄関、バストイレ、リビング、物置といった住まいをぐるっと一周することのできる特殊な空間は、どこにいても夫婦の絆を感じられる。インダストリアルなスケルトンをベースに、二人の愛する雑貨と植物で彩った空間について。

――玄関から右手に廊下、正面には扉がありますね。

その正面の扉を開けると物置になっているんです。実はそこからでもベッドルームとリビングに行くことができるんです。その逆に右手の廊下からもリビング、ベッドルームに繋がっていて、つまりどちらからでもリビングに行くことができるんです。

――二方向からリビングへと繋がっているんですか?

そうなんです。つまり全部の部屋が繋がっていてぐるっと一周できるようになっているんです。どこにいても夫婦の会話が成立しますね。あとベッドルームも部屋にせず、リビングの中にある感じですね。囲いを付けて、天井まで壁を伸ばさず、あくまでリビングとの繋がりを持たせていますね。

――この囲いがベッドルームなんですか。とはいえ囲いがあるだけでリビングの中という位置付けになりますね。

そうですね、右の奥が入口向かいにあった物置になっています。完成前はベッドルームも上の方にガラスをつけて、入り口も作るイメージだったのですが。どうせなら、すべての部屋を1つに繋げてしまおうと思い取っ払ってしまいました。とにかく進めていくうちに変更を繰り返して今の形になりましたね。実は完成当初はベッドルームの壁も廊下と同じ青色だったんです。最近主人が塗り替えましたね。家が完成しても年々自分たちでいじり続けていますよ。

――結構施工段階でも相談しながら進めていったんですか?

もちろんです。うちはワンストップという形式で、物件探しからリノベーションまでパッケージでお願いしてるんです。まず立地と広さと価格を伝えて、適した物件を探してもらいます。気に入った物件が見つかったら、そこから設計士さんにイメージの写真を見せていきました。その時にインダストリアルなテイストが好きなんですね、と言われて設計士さんにも色々アイデアを出していただきました。

――なるほど。そこからどのように話が進んでいったのでしょうか?

なんとなくデザインイメージができたら間取りの話になって。元々3LDKの内装だったんですけど、まず二人なので個室はいらないということを伝えました。そうして全ての壁を取り壊してもらうことになったんです。それで進んでいくうちに部屋中を一周できるようにしようとなりました。家具も相談に乗ってくれるんです。スケルトンのデザインに合わせてキッチンテーブルと水周りにモルタルを塗り、全体のテイストの合うグローエの水栓を選んだりと。

――今も時々ご自身でリノベーションをしているとのことですが、具体的にどんなことが挙げられますか?

はじめに手を出したのは壁紙ですかね。当初は家のほとんどが白をベースにしていたのですが、住んでいくうちに柄のものに変えていきました。たしかトイレの天井とバスルームの壁面を最初に変えた気がします。

――そこから段々と部屋を飾り付けていったわけですね。

そうですね。今では本当に2人の好きなものが増えました(笑)。 壁紙にはじまり、テレビの上の壁面には主人がモザイクタイルを取り付けて。そのテイストに合う木造のテーブルや棚も主人が作ってくれました。

――雑貨や植物もかなり多い気がします。不思議とインダストリアルな空間にマッチしていますね。

主にインテリアは私、植物は主人が収集しています。民芸品が好きなので、メキシコやペルーあたりのものを中心に集めています。ちょっとできの悪いというか、ゆるい感じのものが好きなんです。主人が集めている植物は塊根植物と言われるものです。ベランダにも結構ありいますよ。家に住み始めた時はインダストリアルでクリーンなイメージだったのが、年々ほっこりした雰囲気になっていきましたね。今ではそんなミックス感を心底気に入っていますよ。バランスを崩さない程度に、これからも夫婦の趣味で彩っていければなと思っています。

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