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2018-01-23

「片付けるのが大の苦手」
人気イラストレーターの好きなモノで埋め尽くされた家

SAHRE on


イラストレーター/tea partyデザイナー
face(フェイス)さん

力の抜けた愛くるしいタッチに、アイコンともいうべき真ん丸の目。男性誌女性誌問わず日頃雑誌に目を通す機会のある人なら、一度は彼のイラストを目にしたことがあるのでは?そんな多忙な日々を送るfaceさんの住まいは「片付けるのが大の苦手」と本人が語る通りの、好きなモノで埋め尽くされた素敵な空間だった。

今も昔も、下北界隈一筋

――今のお住まいは、引っ越されてどのくらいですか?

2、3年ですね。前は世田谷代田駅に住んでいました。

――今の最寄り駅は東急世田谷線の世田谷駅ですよね。ずっとこの辺りに?

そうですね。7年くらい前に働いていた職場が三宿だったので、それ以来ずっと下北沢界隈。友達もこの辺りに住んでいる人が多いというのも大きいかも。梅ヶ丘駅も近いので、静かで過ごしやすい割に新宿や渋谷へのアクセスもいいので便利ですよ。


三角形の形をしたリビングは、片面すべてが窓になっているため自然光がたっぷり入る。

自分好みにリフォームし、理想の住まいに

――どこを気に入ってこの物件に決めたんですか?

 実はここは祖母が買った家で、そこに住まわせてもらっているんです。なので、エリア以外でこだわったポイントは正直ありません(笑)。デザイナーズマンションにも憧れたんですが、不動産屋と話しているうちに土地の値段とか将来性という話が出てきちゃって、結局は普通の家がいいんじゃないかと。だから所々リフォームして自分好みの部屋に変えることにしたんです。

――具体的にはどこを?

基本的にはリビングだけですが、木壁にして、窓側一面にも棚を取り付けました。あと、天井は全面黒に塗っていますね。ダウンライトなので、何となく黒だと映えるような気がしたのと、タバコを吸うから壁の変色が目立たない方がいいかなと思い。

――リフォームするに当たり、どのくらいfaceさんは意見するものなんですか?

リフォームといっても祖母が知り合いだった普通の街の内装屋さんにお願いしたので、デザインというかイメージは僕がイラストレーターで作成して渡しました。壁の木材とかも結構ピンポイントで指定して。最初は正直不安でしたが、いい感じにまとまってよかったです(笑)。


山積みになった画材道具。

――次は、普段なかなか見ることのできないアトリエを。

すべての作業がこの部屋で完結するわけではありませんが、下書きはプロジェクターでやって、主に彩色をここで行っています。でも家だと猫がいてなかなか集中できないので、普段は会社でイラストを描くことも多いですね。


イラストは、この日は人見知りで表に出てきてくれなかった愛猫ピカビアくん。

イラストレーターならではの、こだわりのインテリア

――入って真っ先に目に入るペイント。これはfaceさんご自身で?

入居してすぐに自分でペイントしたものです。

――持ち家ならではですね。

賃貸だったら壁にペイントなんて絶対にできませんからね(笑)。

――リビングも壁一面物だらけですが、これもインテリアとして意識して配置しているんですか?

僕、物をすぐに買い集めちゃうくせがあって…しかも整理整頓するのが苦手なので、統一感を出せないんですよね。だから、リビングは買ってきた物を適当に置いてもOKなスペースにしていて、あえてごちゃごちゃさせています。適宜嫁さんに掃除をしてもらいつつ(笑)。木壁にしたことで、自分で棚を拡張したり画鋲を打つことも簡単にできますし。


壁一面に飾られた、イラストやグッズの数々。狙って表現することのできない雑多な雰囲気が、逆にスタイリッシュ。

――これらの中でも、特に思い出深いアイテムはありますか?

仕事やプライベートで行った先々で購入したり、仲の良いイラストレーターさんからいただいたりと、どれも思い入れはあるんですけど、リッキーパウエル本人のイラストが入ったバスキアとウォーホルの写真と、ライアン・マッギンレーの展覧会で購入した写真集ですかね。

後者は、写真集そのものというわけではないのですが、展覧会を観に行って、会場に作品が並んでいる様子をイラストにしてインスタグラムにアップしたら、ライアン・マッギンレー本人がそれを気に入ってくれて、ダイレクトメッセージで「この絵を売ってくれ」とまで言われたんですよ。もちろん「プレゼントする」って返信して贈らせてもらいましたけど、この時はびっくりしましたね。

――住まいについて、今後アップデートしたいところはありますか?

作業部屋をもっと使いやすくしたいくらいですかね。あとはひたすらに物が増えていくだけではないでしょうか。嫁さんに怒られない程度にがんばります(笑)。

photograph:Mitsugu Uehara


SAHRE on

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